まる子ちゃん役後任・菊池こころ涙止まらず TARAKOさんへ“ファミリー”と感謝の「ポンポコリン」

2024年06月15日 14:38

芸能

まる子ちゃん役後任・菊池こころ涙止まらず TARAKOさんへ“ファミリー”と感謝の「ポンポコリン」
<TARAちゃんありがとうの会>涙をハンカチで拭いながら歌唱する(右から2番目)菊池こころ Photo By スポニチ
 3月4日に63歳で亡くなった声優TARAKOさんのお別れの会「TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~」が15日、東京・有明のTFT HALLで営まれ、フジテレビの人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公まる子役を引き継いだ声優・菊池こころ(41)が“まる子声優ファミリー”とオープニングテーマ曲「おどるポンポコリン」を涙ながらに歌唱した。
 TARAKOさんは1990年1月7日の初回放送から35年にわたり、まる子の声を担当。実は当初、まる子役は別の声優に決まっていたが、2018年に亡くなった原作者さくらももこさんが、自分の分身であるまる子のイメージと違うと再度オーディションを行い、自身の声に似ているTARAKOさんを選んだ。それ以来、独特の声でまる子を演じ続け「TARAKO=まる子」のイメージで国民的な人気者だった。

 菊池は後任として2代目まる子役に就任。複数回のオーディションを経て抜てきされた。SNSでは「雰囲気が凄く似てる」「これはこれでまる子って感じで可愛い」「特徴捉えて違和感がなくて良い」と絶賛する声が上がっている。

 「ありがとうの会」では、祖父・友蔵役の島田敏、父・ひろし役の屋良有作、親友・たまちゃん役の渡辺菜生子らとともに、TARAKOさんの笑顔の遺影の前に立ち、オープニングテーマ曲「おどるポンポコリン」を歌唱。あふれる涙をハンカチでぬぐっていた。

 楽曲が終わると、開場からは温かい拍手が贈られ、約20秒間鳴り止まなかった。

 放送開始から同作ナレーターを31年間務め、2021年に声優を引退したキートン山田氏(78)、舞台などで親交の深かったお天気キャスター木原実氏(63)が弔辞を述べた。

 芸能関係者ら約800人が出席。2004年から2012年まで「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマに使用された楽曲「アララの呪文」に「爆チュー問題」として参加していたお笑いコンビ「爆笑問題」、「爆笑問題」所属の事務所「タイタン」社長の太田光代氏らが出席した。

おすすめテーマ

2024年06月15日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム