「アンチヒーロー」幻の結末があった…長谷川博己も興味津々「それはそれで気になりますね」16日最終回
2024年06月15日 18:15
芸能
20年に企画立案された今作。飯田Pは最初の企画書では主人公・明墨正樹の名前が“正直”だったことを明かした。続けて、脚本家の提案で「白でも黒でもない人を表す」明墨先生の“墨”の色が最初に決まったと解説。登場人物の名前に色を入れる構想はこのときからあり、白木凛(大島優子)は白木凛子、緑川歩佳(木村佳乃)は白木歩佳、緋山啓太(岩田剛典)は檜山だった。
また、当初のプロットでは幻の結末があったことも明らかに。無罪になった緋山の裁判の打ち上げをする赤峰柊斗(北村匠海)と紫ノ宮飛鳥(堀田真由)。居酒屋を出て意識を失った赤峰が路地で目を覚ますと、隣に緋山の死体があり、赤峰が包丁を持っているストーリーだったという。
衝撃の第1話の展開に、長谷川は「それもそれで気になりますね」と興味津々。緋山を殺したのは赤峰では…と物語が進み、検事正・伊達原(野村萬斎)と明墨が対峙(たいじ)。バトルを繰り広げる中、検察側に情報が筒抜けとなり、事務所内のスパイを疑う明墨。結果、スパイはパラリーガルの青山憲治(林泰文)で、すでに死亡した緋山が12年前の糸井一家殺人事件の真犯人という結末だったことが明かされた。
最初の企画書からどう変わったのか、変わらないのか。「(ここまで)言ってたら絶対ないですよね」と長谷川は考察していた。