新叡王の伊藤匠七段を羽生会長が祝福「最先端の将棋の魅力が余す事無く表現されたシリーズ」
2024年06月20日 19:38
芸能
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戦型は両者得意の角換わり。今期は第1局から全て角換わりで、勝敗と同時に両者が関心をぶつけ合う「角換わりシリーズ」になった。正午からの昼食休憩までに藤井王は穴熊に、伊藤は右王。午後から攻め合いとなり伊藤は激しく攻め込まれたが、終盤に逆転した。
伊藤は第1局では敗れたが第2、3局と連勝。藤井をタイトル戦で初めて先にカド番に追い込むなど絶対王者を追い詰め、初タイトルに王手をかけた。第4局を制されフルセットに持ち込まれたが、最終局で驚異の粘りを見せ、ついに悲願をたぐり寄せた。