文春が改めて主張「松本人志側が告発女性出廷を妨害」 松本側「我々の正当性を主張・立証していく」

2024年07月17日 23:46

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文春が改めて主張「松本人志側が告発女性出廷を妨害」 松本側「我々の正当性を主張・立証していく」
ダウンタウンの松本人志 Photo By スポニチ
 ダウンタウンの松本人志(60)が女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」などを相手取った損害賠償訴訟を巡り、文春オンラインが17日、先週に引き続いて、被害を告発した女性の出廷を松本側が妨害する行為を行っていたと改めて主張した。
 記事には告発したA子から相談を受けていた弁護士の男性が登場。出廷妨害について「紛れもない事実」と改めて訴えた。

 元東京地検特捜部の若狭勝弁護士は「裁判に弁護士の男性が実名で陳述書を提出することがあるならば、記事にあるA子の証言の真実性が補強され文春側に有利に働く可能性もある」と指摘。調査会社を雇うことについては「不倫や離婚の民事裁判ではない話ではないが、名誉毀損(きそん)では珍しい」とした。

 一方で、レイ法律事務所の河西邦剛弁護士は「判決に影響するとは思えない」との見解。探偵を付ける行為は違法ではないとし「具体的に暴力や脅迫でA子さんが出廷できないようにしているわけでもないのならば、松本さんに不利になるとは言えない。裁判の進捗(しんちょく)や判決に影響を与えないと思われる」と分析している。

 吉本興業は本紙の取材に「現在進行中の裁判に関することであり、訴訟当事者ではない弊社において回答することは控えざるをえません。昨今、当該訴訟の関係者等を巡り、さまざまな報道やコメント等が出ておりますが、一連の事実関係含め、裁判に関わる事柄につきましては、訴訟の中で主張等がなされるべきものと承知しております」と主張した。

 また、代理人の田代政弘弁護士は「今後の訴訟手続きの中で、適宜、記事が事実に反するものであることや我々の正当性を主張・立証していく所存です」と声明を出した。

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