「虎に翼」優未「友達いない」寅子不安も…うんざり顔ネット反響「表情豊かに」援軍・稲と12年ぶり再会

2024年07月22日 08:15

芸能

「虎に翼」優未「友達いない」寅子不安も…うんざり顔ネット反響「表情豊かに」援軍・稲と12年ぶり再会
連続テレビ小説「虎に翼」第81話。(左から)佐田寅子(伊藤沙莉)稲(田中真弓)佐田優未(竹澤咲子)(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は22日、第81話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第81話は、星航一(岡田将生)の行きつけの喫茶店、ライトハウスを経営していたの桜川涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)だった。佐田寅子(伊藤沙莉)は再会を喜ぶが、玉はある事情を抱えていた。2人は昼は喫茶店、夜は高校生に勉強を教える塾を開いているという。涼子たちの塾には、山の境界線をめぐる民事調停で関わった森口(俵木藤汰)の娘・美佐江(片岡凜)の姿もあった…という展開。

 新潟地方裁判所刑事部。入倉始(岡部ひろき)は「佐田さんは家裁におられましたし、最初はガキ絡みの事件はいいかもしれませんね」「そう呼ばれて仕方ない連中ですよ。ろくでもない少年事件が増えましたし」と語り、髪を整えた。

 夜。寅子が家に帰ると、稲(田中真弓)が布団を敷いていた。寅子は「えーっ!」と驚き。稲は新潟・新津在住で、猪爪花江(森田望智)が寅子のサポートを頼んだのだった。

 花江からの手紙。「トラちゃんへ。お手紙ありがとう。ね、書いてあった本庁に行くというのは、つまり夜遅くまで優未(竹澤咲子)を1人にするということよね。正直とっても心配だわー。そう思ったから、稲さんにお手伝いをお願いしました。トラちゃんは自分の力だけで優未との溝を埋めたいのは分かっているわ。でも助けを…」。寅子は手紙を畳んだ。

 寅子「今日は驚きの再会2連発だったんです。何だかとってもいい日になりました」

 稲「女学校時代から、寅子さんの周りには大勢の友達がいらっしゃいましたもんね。ほら、『青い鳥』のお芝居の時とか。懐かしいわ」「優未さんもきっと、優しくておしゃべりが上手で、小学校で人気者なんでしょうね」

 優未「違うよ。私、友達ないよ」「学校の子、ずっと一緒にいると疲れる。私、お風呂入ってくるね」

 寅子と稲は驚きと心配。毎週水曜日と多忙の折、稲がサポートしてくれることになった。

 翌朝。優未は寅子の様子から察し「だから意地悪されてないよ。それが聞きたいんでしょ」「ずっと1人じゃないよ。班を組まなきゃいけない時に一緒にいる子とか。そういう子はいる」「(自分から声を掛けてみたら?)分かったよ~」と告げ、先に登校した。

 「お利口さんのフリをされるよりはマシ、だけど」(語り・尾野真千子)

 稲の登場は、寅子に「すべては、手に入らないものですよ。今お抱えになっているものが、女の幸せより大事なものなのかどうか。ここいらで、一度振り返ってみてはいかがでしょうか?」とアドバイスした第33話(5月15日)以来。劇中の年代は第33話が1940年(昭和15年)、第81話が1952年(昭和27年)。約12年ぶりの再会となった。

 SNS上には「黒優未がサラッと出た」「うんざり顔。スンッが取れてきた証拠だね」「肩の力が抜けてきて、顔をしかめたり、表情が豊かになってきて楽しい」「寅子に対して本音を言えるようになったこと。これは一歩も二歩も進歩では?」「優未が自分を出し始めてきて、面白くなってきた」などの声が上がった。

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