入江陵介氏 結果が出ずに苦しんだ時「アドバイス頂いた」レジェンドとは 凄さも語る「見えないオーラが」
2024年07月22日 13:30
芸能
![入江陵介氏 結果が出ずに苦しんだ時「アドバイス頂いた」レジェンドとは 凄さも語る「見えないオーラが」](/entertainment/news/2024/07/22/jpeg/20240722s10041000207000p_view.webp)
「あんまりそんな強くないのかなと思っちゃいますよね」と入江氏。「もちろんレースとかは自信持っていくんですけど、レース前とかになると不安が襲ってきたりとか。もちろん結果が良くないと落ち込んだりとかすることがめちゃくちゃあったので。そういった意味ではあんまり強くはないかな自分ではと思ってますね」と語った。
今までで一番しんどかった時を聞かれると「やっぱりロンドン五輪終わりの翌年ですかね」と入江氏。「ロンドン五輪の時はメダル3つ獲ったんですけど、その翌年次は金って思った大会で全然結果が出なかったところで、ピークが終わってしまったのかなとか、この先どうなっていくんだろうなっていう不安がありました」と話した。
立て直す方法については「僕は1回落ち込んだ後からしっかり切り替えていったりとか、先輩にアドバイス頂いたりとか」と告白。「北島康介さんとかからもアドバイス頂いたりとか」と語ると、「その苦しい時とかも、“まあ1年ぐらいゆっくりすれば。1年代表入れなくてもいいじゃん”とかそういうふうに言ってくださって。そうすると凄く気持ちが、まあ1年ゆっくりしていいのかなと思えたし」と回顧した。
12年のロンドン五輪後に苦しんだ際にもSNSに「“自分は弱いからつらいなあ”みたいなのをちょっと投稿してしまったんですけれども、それに対して北島さんがSNS上で“強いよ”っていうふうに温かく声をかけてくださったってこともありました。“強いから弱いんだ”って凄く助言を頂きました」と明かした。
「チョー気持ちいい」のような名言を言うようにとの指示はなかったのかと問われると、「名言づくりはなかったですね」と苦笑しながらも「ちょっとプレッシャーありますけどねインタビューの時、なんか名言言わないといけないのかなって、あれ以降。北島さんが名言つくっちゃってるので、つくっていかないといけないのかなって」と冗談めかして話してみせた。
北島氏の凄いところを質問されると「北島さん、本当に実績、実力はもちろんなんですけど、見えないオーラとか。普段は凄く普通なんですよ、いい意味でチームで過ごしている時は。ただレース前とかになってくると凄くきりっとしたりとか。悪い意味ではなく近寄りがたいオーラが出てくる、勝負師の顔になるっていうイメージは凄く感じました」と表現した。
「怖い時もちょっとあるんですけど、雰囲気が」としながらも「でも基本的には全然優しいですし、凄く温かいので、それは水泳に取り組んで、勝負の世界に入りこんでるためにちょっと怖いオーラをまとっている時はある」と語った。