加藤茶 「東村山音頭」誕生秘話明かす 「俺には才能がない」悩む志村けんさんに送ったアドバイスで…
2024年08月05日 17:25
芸能
荒井注さん(00年死去)がドリフターズを脱退する際、いかりや長介さん(04年死去)は「荒井注さんと同じぐらいの年の人を」後任に決めていたが、加藤が「ちょっと待ってください。どうせだから若い人入れない?」と提案。「志村、いるじゃない」と志村さんの加入を進言したと打ち明けた。
するとこの日夏休みのMC「ハライチ」澤部佑の代打MCを務めた俳優の坂上忍が「でも最初の頃そんなにウケてない時もあったって聞いたんですけど」と問いかけ、加藤は「荒井注さんと交代で入ったんだけれども、やっぱり荒井注さんには勝てないのよ。荒井注さんはあの顔で出て、何もやってないで“なんだバカヤロー”で笑ってくれたのお客さんが。それに勝てない」と志村さんが悩んでいたと振り返った。
「で2年ぐらいくすぶったのかなあ」と語ると、「それで毎晩飲みに行ったりなんかして。“お前何悩んでんだよ”って言って」と相談に乗っていたという。そこで志村さんは「荒井さんには勝てねえ。俺には才能がないんだ」などと話し、加藤は「そうじゃねえんだよ。お前のやりたいことを長さんにじかに言え。そうすればたぶん分かってくれるから」とアドバイスしたとした。
「で、できたのが東村山音頭」と告白。「あそこからブレークして。やることなすこと全部ウケて」と続けた。
だが一方で「ウケ始めたら、今度は“加トちゃん死んだな”って言われて。俺がウケなくなっちゃったんで。全部のオチを志村に持ってったから。今まで俺がオチやってたんだけど、志村に全部やったら、俺がやるとこなくなったんだよな」とぶっちゃけた。