落合博満氏 日本ハム新庄監督の“奇策”は「よっぽど度胸がなきゃできない」中畑氏は「ちょっと悔しいな」

2024年08月18日 22:29

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落合博満氏 日本ハム新庄監督の“奇策”は「よっぽど度胸がなきゃできない」中畑氏は「ちょっと悔しいな」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が18日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。14日に行われた日本ハム―ロッテ(エスコンF)での新庄剛志監督(52)の采配について語った。
 新庄監督は14日ロッテ戦の2回1点リードの場面で、無死二、三塁のチャンスから8番・伏見にスクイズのサインを出し3点目を奪うことに成功。続く9番・水野にも1死三塁の場面でスクイズのサインを出し4点目を奪った。まさかの2者連続初球スクイズ、しかも序盤の2回に繰り出した“奇襲”が成功し、この試合を勝利に導いた。

 この新庄采配に落合氏は「オレも初回スクイズのサイン出したことあるよ」とまずは“ドヤ顔”。スタジオが笑いに包まれる中、「回数(イニング)は関係なくね、点数を取るために何が一番最善の策なのか、バッターとピッチャーの相性…いろんなものを考えて最善の策だなと思えばスクイズは出しますよ。でも、スクイズを出す時の監督っていうのは一番勇気がいることですよ(笑い)。失敗したら流れがゴロっと変わるんでね。細心の注意を払って、その代わり(サインを)出したら一発で決めてくれっていう。でも、まさか2人続けざま初球のスクイズっていうのはよっぽど度胸がなきゃできないですね」と素直な思いを口にした。

 中畑清氏(70)は「奇策って言われるけど、奇策っぽい野球を浸透させているのが新庄野球」と監督と選手が信頼し合っていると称賛。自身も最下位のチームを率いて進退を懸けてチーム改革に臨んだことがあると振り返りながら「楽しそうだもんね。楽しい野球がやれているのがちょっと悔しいな俺は」と“中畑節”で新庄監督の勝負の3年目に笑顔でエールを送っていた。

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