“コバホーク”小林鷹之氏「相当強いメッセージを発していかないと」 中国軍機の領空侵犯受けコメント

2024年08月27日 16:50

芸能

“コバホーク”小林鷹之氏「相当強いメッセージを発していかないと」 中国軍機の領空侵犯受けコメント
自民党総裁選への出馬を表明した小林鷹之氏 Photo By スポニチ
 9月の自民党総裁選(12日告示―27日投開票)立候補を正式表明した小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が27日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(月~金曜前6・00)に生出演。26日午前に中国軍のY9情報収集機1機が長崎県五島市の男女群島沖で日本領空を侵犯したことについてコメントした。
 小林氏は「事態の重さとしては相当深刻な事案として受け止めている」とし、日本政府が中国に対して厳重に抗議したことに「政治としてもしっかりと後押ししていかなければならない」と述べた。

 「相当強いメッセージを発していかないと日本の国益にはかなわない。中国がどういう意図をもってこの行動に及んだか分析を急がなければならない」と続け、大使館を通じた日本の抗議を受けて「中国側の反応がどうだったのか、しっかり見て考えないといけない。同時に日本としてなにができるのかを考えるべきで、当然警戒監視は相当強化していかなければいけない」と話した。

 中国軍機による侵犯を確認したのは、自衛隊が1958年に対領空侵犯措置を開始してから初めてとしている。小林氏はその“タイミング”に注目し「自民党の総裁選が行われているが、政治的に微妙な時期、という意図もあるでしょうし」。そして「毅然とした対応をするというのは大前提で、一方で冷静に対応することも大切で、日中のコミュニケーションをどう作っていくのかが課題」と持論を述べた。

 番組のコメンテーターで経済アナリストのジョセフ・クラフト氏が「ロシア、中国、北朝鮮、こういった国々は新総理を試すためにいろいろ仕掛けてくる。経済や外交、安全保障的に仕掛けてきて、総理がどう対応するかを注視している。弱さを見せると一気につけこんでくる」と話すと、「(心の準備は)当然している。自民党総裁選は事実上内閣総理大臣を決める選挙なので、国のリーダーとしてどう導いていきたいのか、ビジョンは提示していく必要がある」と小林氏。そして「1億2千万人の国民の命と暮らし、国益を背負って他の国のリーダーと対峙しなければならない。何かが有事が起こった場合には、23万人の陸海空の自衛隊の最高指揮官として指揮をなすわけですからその覚悟が問われていると思う」と覚悟を示した。

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