高市早苗氏が総理になったら「日本どうなるんだ」 田崎史郎氏が指摘する敗因「不安感が広がっていた」
2024年09月28日 16:53
芸能
田崎氏は「従来の派閥の足し算でいけば、むしろ高市さんの方が優位に立っていた」とし、「大きな要因の1つは、高市さんになった場合“日本どうなるんだ”“自民党どうなるんだ”“総選挙で勝てるのか”という不安感がこの3~4日広がっていた」と自民党内の空気に言及。
「やっぱり総選挙で勝てるのかっていうことです。高市さんになった場合、自民党の保守票は固まる。しかし穏健な保守層、無党派層は立憲に取られてしまうんじゃないか、野田代表に取られてしまうんじゃないかという不安もあった。その2つが大きかった」と続け、23日に野田佳彦元首相が立憲民主党の新代表となったことも影響したと語った。
野田新代表は24日に次期衆院選では「穏健な保守層まで取りに行く」と明言。自民党の多くの議員は、高市氏では穏健保守層の大部分を占める無党派層の支持が離れることを懸念したとみられる。