宝塚・宙組スター、風色日向の初主演作がバウホールで開幕 長身生かした存在感と表現力で好演

2024年10月12日 19:54

芸能

宝塚・宙組スター、風色日向の初主演作がバウホールで開幕 長身生かした存在感と表現力で好演
宝塚バウホールで初主演を果たした宙組スター風色日向(中央) Photo By スポニチ
 宝塚歌劇団宙組スター、風色日向(かぜいろ・ひゅうが)の初主演作「MY BLUE HEAVEN―わたしのあおぞら―」が12日、兵庫・宝塚バウホールで開幕した。
 戦後の混乱期を舞台に、南方戦線を生き抜いた通称ジョーイ(風色)と、幼なじみで歌手を夢見るヤヨイ(山吹ひばり)、日系アメリカ人で米兵になったライアン(亜音有星)らが力強く生き抜いていく姿を描いた青春群像劇。

 風色は身長1メートル75の長身を生かした存在感と巧みな表現力で難役を好演。エノケンこと榎本健一らでヒットした「私の青空」や当時の日本を席巻したブギー、美空ひばりの「東京キッド」ら、懐かしのナンバーが聞こえる中、若手タカラジェンヌも躍動し、力強い若者の世界を描ききった。

 同作は本来、3月に上演予定だったが昨年9月、劇団員の急死にともないいったんは上演を見送られていたが、今回7カ月遅れでの開幕となった。

おすすめテーマ

芸能の2024年10月12日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム