テレビ朝日 STARTO社について言及「引き続き被害者の方に寄り添って誠実に対応していただければ」

2024年10月29日 14:19

芸能

テレビ朝日 STARTO社について言及「引き続き被害者の方に寄り添って誠実に対応していただければ」
テレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 テレビ朝日は29日、都内の同局本社で定例社長会見を行い、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のタレントの受け皿となるマネジメント会社「STARTO ENTERTAINMENT」所属タレントのキャスティングについて言及した。
 篠塚浩社長は「SMILE-UP.社の発表を見てもですね、保障はかなり進んでいるんだと」と印象を述べた上で「引き続き被害者の方々に寄り添って、誠実に対応していただければというふうに思います」と述べた。

 同局はジャニーズ事務所の創業者の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題発覚当初から「タレントさんに問題があるとは認識していない」とのスタンス。3月の定例会見でも、同局コンテンツ編成局・総合編成部長の河野太一氏は「これまで通り企画内容を踏まえ、その都度総合的に判断してキャスティングしている」と説明。「特定の事務所に偏ったキャスティングをしているという意識はない。企画ごとに総合的に判断してキャスティングしている」と語っていた。

 同件を巡ってはNHKでは、16日に行われた東京・渋谷の同局で定例会見で、15日付本紙特報版で報じた通り、STARTO社の所属タレントの新規起用を再開することを発表。番組への出演依頼を16日から開始した。

 ジャニーズ事務所は創業者の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、社名を変更。昨年10月16日をもって61年の歴史に終止符を打った。同事務所から社名変更したSMILE―UP.(スマイルアップ)は被害者の補償を始めており、補償が終わり次第廃業する。

 一方で、昨年12月、タレントのマネジメントなどを行う新会社の社名が「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」に決まったと発表。それぞれのタレントの希望に応じて、エージェント契約や他の事務所と同様にタレントのマネジメントを行うハイブリッド体制をとるとしていた。

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