25年後期朝ドラ「ばけばけ」ヒロインは高石あかり!会見で喜びの涙 脚本家絶賛「ばけていく魅力ある」
2024年10月29日 13:23
芸能
ヒロインオーディションは今年6月から募集を行い、2892人が応募。応募者数は「あんぱん」「カムカムエヴリバディ」についで3番目に多かった。エッセイによる書類選考・動画選考・面談・カメラテストなどを経て9月に決定した。
高石は、物語の舞台となる明治時代にちなんで着物姿で会見に登場し、「小さい頃から朝ドラヒロインになるのが夢でした」と告白。続けて涙を流しながら「胸がいっぱいになりました。朝ドラヒロインとして、見て下さる皆さんに温かい気持ちになってもらえるよう、精一杯がんばります」と意気込みを語った。
朝ドラのオーディションに挑戦するのは3度目。「舞い上がれ!」「あんぱん」のヒロインオーディションにも挑戦し、今回“三度目の正直”で大役をつかんだ。高石は「まさか自分がなれるなんて思っていなかったので…頭が真っ白で。本当に目の前が真っ白に見えてるんです」と、抜てきされた当時の思いを明かした。
脚本を手掛けたふじき氏は、ヒロインについて「“家族になりたい”と云っていただいて、本当にいいヒロインを迎えることができた。いい脚本を書かないと」と決意を新たに。「初々しい方。どんどん化けていくポテンシャル、魅力を秘めている方」と紹介した。
「ばけばけ」は急速に西洋化が進む明治時代に、埋もれてきた名もなき人々の心の物語を、その代弁者として語り継いだ夫婦。ハーンは米国でジャーナリストとなった後、1890年に来日。96年にセツと結婚、日本国籍を取得し小泉八雲を名乗った。「知られぬ日本の面影」など日本古来の文化を分かりやすく記した著作を残しており、高く評価されている。セツはハーンの執筆を助け、「怪談」などの著作に大きく寄与した人物だ。ギリシャ生まれのアイルランド人であるハーンをモデルにした夫役にも注目が集まる。