25年後期朝ドラ「ばけばけ」ヒロインは高石あかり!会見で喜びの涙 脚本家絶賛「ばけていく魅力ある」

2024年10月29日 13:23

芸能

25年後期朝ドラ「ばけばけ」ヒロインは高石あかり!会見で喜びの涙 脚本家絶賛「ばけていく魅力ある」
「ばけばけ」ヒロイン発表であいさつする高石あかり(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 NHKは29日、2025年度後期の連続テレビ小説「ばけばけ」ヒロイン発表会見を行い、ヒロインは高石あかり(21)に決定したと発表した。高石が朝ドラに出演するのは初めて。オーディションで選出され、「朝ドラヒロインは夢だった」と歓喜の涙を流した。
 朝ドラ通算113作目の同作は、「怪談」などを記した明治時代のアイルランド人英語教師ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツをモデルに、夫婦の絆を描く。原作はなく、フィクションとして再構成して描く。脚本はNHKドラマ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」などを手掛けたふじきみつ彦氏(49)。撮影は島根・松江で来春開始する予定。

 ヒロインオーディションは今年6月から募集を行い、2892人が応募。応募者数は「あんぱん」「カムカムエヴリバディ」についで3番目に多かった。エッセイによる書類選考・動画選考・面談・カメラテストなどを経て9月に決定した。

 高石は、物語の舞台となる明治時代にちなんで着物姿で会見に登場し、「小さい頃から朝ドラヒロインになるのが夢でした」と告白。続けて涙を流しながら「胸がいっぱいになりました。朝ドラヒロインとして、見て下さる皆さんに温かい気持ちになってもらえるよう、精一杯がんばります」と意気込みを語った。

 朝ドラのオーディションに挑戦するのは3度目。「舞い上がれ!」「あんぱん」のヒロインオーディションにも挑戦し、今回“三度目の正直”で大役をつかんだ。高石は「まさか自分がなれるなんて思っていなかったので…頭が真っ白で。本当に目の前が真っ白に見えてるんです」と、抜てきされた当時の思いを明かした。

 脚本を手掛けたふじき氏は、ヒロインについて「“家族になりたい”と云っていただいて、本当にいいヒロインを迎えることができた。いい脚本を書かないと」と決意を新たに。「初々しい方。どんどん化けていくポテンシャル、魅力を秘めている方」と紹介した。

 「ばけばけ」は急速に西洋化が進む明治時代に、埋もれてきた名もなき人々の心の物語を、その代弁者として語り継いだ夫婦。ハーンは米国でジャーナリストとなった後、1890年に来日。96年にセツと結婚、日本国籍を取得し小泉八雲を名乗った。「知られぬ日本の面影」など日本古来の文化を分かりやすく記した著作を残しており、高く評価されている。セツはハーンの執筆を助け、「怪談」などの著作に大きく寄与した人物だ。ギリシャ生まれのアイルランド人であるハーンをモデルにした夫役にも注目が集まる。

この記事のフォト

おすすめテーマ

芸能の2024年10月29日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム