ジョコ涙の敗退「テニス人生で最もつらい敗戦」 錦織に追い風
2016年08月09日 05:30
五輪
目に涙をためてコートを引き揚げたジョコビッチは「自分のテニス人生で最もつらい敗戦の一つになってしまった。まだ受け入れることができない」とうなだれた。今季は全豪で2連覇、全仏で初優勝し、前週のロジャーズ・カップでも決勝で錦織圭(26=日清食品)を撃破。男子3人目となる4大大会全制覇+五輪金メダルの「ゴールデンスラム」が有力視されていただけに、まさかの1回戦敗退だ。ジョコビッチに9連敗中の第4シード・錦織にとっては、思わぬ形で金メダル獲得のチャンスが広がった。