中村 クレープで親しくなった“師匠”清沢「頑張る姿に感動しました」
2016年08月09日 05:30
五輪
![中村 クレープで親しくなった“師匠”清沢「頑張る姿に感動しました」](/sports/news/2016/08/09/jpeg/G20160809013127600_view.jpg)
アスリート仲間で中村が「師匠」と呼んで慕っているのが、アルペンスキー女子の清沢恵美子(32)だ。
清沢も12年と13年に右膝のじん帯を損傷するケガを負い、東京都北区の国立スポーツ科学センターのリハビリ施設に通っていた。親しくなったのは中村から「おいしいクレープ屋さんがあるので今度一緒に行きましょう」と誘われたこと。話をするうちに清沢は「この子はなんか無知だなと思った。言い方は悪いけど、もっと伸びるんじゃないかな」と感じたという。
治療といえば「アイシング」と答えていた中村にトレーナーを紹介し、サプリメントの適切な摂取方法なども指南。現役続行を悩んでいた時期には「まだまだやれるよ!あと2大会できる」とエールも送った。この日、自宅のテレビで観戦した清沢は「悔しそうでしたが、頑張る姿に感動しました」と3位決定戦でのこん身の勝利に中村の凄みを感じていた。