【コラム】城彰二
連係も攻撃のアイデアも不足 早めにメンバー決めて連係深めてほしい
2022年06月16日 06:00
サッカー
逆に鎌田は所属チームで活躍していて期待されたが、周りと連係ができない。この試合の前半35分の決定機に決めきれないところもマイナス材料だ。ガーナ戦でゴールを決めた久保も、個の能力は高いものの足りない部分の方が多い。
森保監督は4試合を通じてメンバーを固定せずにいろいろな選手を組み合わせて使ったが、連係が不足し、アイデアも足りなかった。本大会へ向けてはチュニジア戦のメンバーがベースだと思う。だが、今回招集されなかった大迫勇は前線で体を張ってボールを受けられるので、ドイツやスペインとの対戦を考えれば必要。早めにメンバーを決めて連係を深めてほしい。(城彰二=元日本代表FW)