【コラム】城彰二
ドイツ戦、鍵は高い位置でのボール奪取
2022年11月23日 11:00
サッカー
日本はドイツに対して「なるべく高い位置でボールを奪えるか」がポイントになる。我慢してしっかり守り、前線からプレスをかけてショートカウンターで攻めることになるが、プレスは一度や二度などでなく3度は追う必要がある。日本代表は最近の試合で「どこでボールを奪うか」が統一されていない。相手が弱ければ奪えるが、技術が高いチームが相手の場合は、「どこで」を意思統一しないとうまくボールを奪えない。主導権は握れないだろうが、我慢して守って奪ったら連動してショートカウンターで攻める。この時何人連動して攻められるかが重要になる。
守田が出られるなら鎌田はトップ下に入ることになり、ボランチの遠藤とともに日本のキーマンになる。チャンスは必ずある。そのチャンスをものにできるかどうかということになる。(城彰二=元日本代表FW)