高市早苗氏「心より感謝」総裁選一夜明け思いつづる「2年前の昨日は、安倍晋三元総理の国葬儀でした」

2024年09月28日 13:53

社会

高市早苗氏「心より感謝」総裁選一夜明け思いつづる「2年前の昨日は、安倍晋三元総理の国葬儀でした」
自民党総裁選を終え、記者団の取材に応じる高市早苗氏 Photo By 共同
 高市早苗経済安全保障担当相(63)が28日、自身のXを更新。27日に投開票が行われた自民党総裁選を振り返った。
 女性初の「総裁」を目指した高市氏は1回目の投票でトップに立ったものの、決選投票で石破茂元幹事長に逆転を許し、21票差で敗れた。

 高市氏は「昨日に投開票だった自民党総裁選でお世話になりました全ての皆様、温かく見守って下さった皆様、本当に有難うございました。心より感謝を申し上げます!」と謝意。

 続けて「2年前の昨日は、安倍晋三元総理の国葬儀でした」と投開票日は2022年に執り行われた故安倍晋三元首相の国葬儀からちょうど2年だったことを回想し「“私たち自民党は、評論家ではない。どんなに批判を受けようとも、国家国民のため、覚悟を持って前進していく。”(安倍元総理)」と故安倍元首相の言葉を引用した。

 最後に「間もなく新しい内閣が発足しますが、1人の国会議員として、国益と国民益の最大化に向けて知恵を絞り、働いてまいります」と決意を新たにした。

 安倍路線の継承を掲げて初挑戦した21年の前回総裁選ではその安倍氏の支援を受けて1回目の投票で3位に。議員票では首相となる岸田氏に次ぐ2位と大健闘した。

 安倍氏の死去で後ろ盾を失った今回は、当初20人の推薦人確保にも苦心。選挙戦突入後も靖国参拝明言を巡る対中韓関係悪化の懸念や、推薦人20人中13人が裏金議員だったことなど不安要素はあったが、選挙戦中盤から支持を拡大。終盤には麻生氏の支持も取り付け、1回目の投票で石破氏に27票差の堂々1位に。前評判では石破氏優位だった党員票でも石破氏を上回り、会場からどよめきが起こった。

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