橋下徹氏 総裁選決戦投票 決め手は “外交方針”「高市さん的考え方と石破さん的考え方…決定的に違う」

2024年09月28日 14:26

社会

橋下徹氏 総裁選決戦投票 決め手は “外交方針”「高市さん的考え方と石破さん的考え方…決定的に違う」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が28日、カンテレ「ドっとコネクト」(土曜前11・20)に出演。27日に投開票が行われた自民党の総裁選について言及した。
 総裁選は27日、投開票され、5度目の挑戦となった石破茂元幹事長が第28代総裁に選出された。過去最多9人が立候補する混戦。1回目投票で過半数獲得の候補者が出ず、高市早苗経済安全保障担当相が1位、石破氏が2位。両氏による決選投票で石破氏が21票差で勝利した。石破氏は10月1日召集の臨時国会で第102代首相に指名される。

 橋下氏は「高市さん的な考え方と石破さん的な考え方、外交において決定的に違う」と両者の違いを指摘。「高市さん的」な外交方針を支持している自民党員は多いとしつつも「強烈な支持者向けに、外交問題についてはどんどん選択肢を狭めるような発言が多かった」と高市氏の印象を述べた。

 続けて「安倍さんも高市さん的な考えだった」としながらも「靖国参拝についても“必ず行く”とは言わない。そこは“適切に”って。高市さんは“絶対行く”と」故安倍晋三元首相と高市氏との違いを解説。「“絶対行く”となるとアメリカの民主党政権から強烈に反発食らうんですよ。中国、韓国だけじゃなく」と語った。

 さらに「高市さんの外交方針についてあまりにも選択の幅が狭すぎるんで、ここに不安を感じた人が、感情的には石破さんのことあまり好きじゃないんだけれども(票を投じた)ということで」と決選投票で石破氏へ流れた票の動きについて説明。「バランスを取ったのかなと思います」と“外交方針”が決め手だったのではないかと分析した。

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