スポーツクライミング楢崎智亜 東京五輪の後悔バネに…妻・野口啓代さんと歩む再起の道

2022年09月10日 10:00

スポーツクライミング

スポーツクライミング楢崎智亜 東京五輪の後悔バネに…妻・野口啓代さんと歩む再起の道
10日放送の「バース・デイ」では、スポーツクライミング日本代表の楢崎智亜が、妻・野口啓代さんと二人三脚で歩む再起の道に密着する(C)TBS Photo By 提供写真
 スポーツクライミング日本代表の楢崎智亜(26)が、10日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)に出演する。東京五輪でメダルに届かなかった悔しさを胸に、同五輪銅メダリストの妻・野口啓代さん(33)と二人三脚で歩む再起の道に密着する。

 2019年に圧倒的な強さで世界選手権を優勝した楢崎は、五輪新種目のスポーツクライミングを盛り上げるべく、バラエティー番組などに積極的に出演し、東京五輪金メダルの最有力候補として注目されていた。

 しかし五輪本番、持ち味のスタートでミスがあり、得意のボルダリングでも見せ場がなく総合4位に終わった。表彰台にも立てず「後悔が凄くある」と当時を振り返った。

 楢崎がメダルを逃した翌日、今大会限りでの引退を発表していた啓代さんは銅メダルを獲得。有終の美を飾り、引退後に結婚を発表した。現在は楢崎の練習や体のケア、取材などの仕事から、プライベートまで楢崎のすべてのスケジュールを徹底管理し、食事面のサポートなど夫の再起を支えている。

 「正直、オリンピック4位って紹介されるのが凄く嫌」という楢崎は、2年後のパリ五輪での雪辱を誓う。「今では啓代のサポートも受けながら練習しているので、そこも背負っていきたい」。夫婦二人三脚で悲願のメダルへ、再起をかける戦いを追う。

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