フェンシング女子サーブル・江村が王手 世界女王「成長」後半修正で底力

2022年09月10日 04:11

フェンシング

フェンシング女子サーブル・江村が王手 世界女王「成長」後半修正で底力
女子サーブル決勝に進出した江村美咲(C)日本フェンシング協会 Photo By 提供写真
 フェンシングの全日本選手権第2日は2種目の準決勝までが東京・駒沢体育館で行われ、女子サーブルは7月の世界選手権で金メダルを獲得した江村美咲(23=立飛ホールディングス)と団体銅メンバーの尾崎世梨(19=法大)が11月5日の決勝に進出。男子フルーレは前年覇者の永野雄大(23=ネクサス)と川村京太(22=早大)が勝ち上がった。
 世界女王の江村が3年ぶり3度目の優勝に王手をかけた。2回戦から準決勝まで、いずれも前半は競り合う展開となったが、「この1年で成長した部分」という分析力や修正力を発揮し、後半の連続ポイントで突き放した。世界選手権から約1カ月のオフ期間を経て、本格的に練習を再開して2週間足らず。女王の重圧と調整不足が重なり「嫌な緊張」を感じながらも決勝進出。「目標は常に優勝。決勝には迷いなく、後悔がないように準備して臨みたい」と表情を引き締めた。

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