河本、力まず3差浮上 前週猛省「前のめりにならないように」 “安定感重視”で暫定4位

2022年09月10日 04:44

ゴルフ

河本、力まず3差浮上 前週猛省「前のめりにならないように」 “安定感重視”で暫定4位
<シンハンドンヘ・オープン第2日>10番でティーショットを放つ河本力(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【日本、韓国、アジアツアー共催 シンハンドンヘ・オープン第2日 ( 2022年9月9日    奈良県 KOMA CC=7065ヤード、パー71 )】 日没サスペンデッドで33選手がホールアウトできない中、10位から出た河本力(22=フリー)が6バーディー、ボギーなしの65で回り、通算11アンダーで首位と3打差の暫定4位に浮上した。前日にボギーを叩いた3ホール全てでバーディーを奪い、2週ぶりのツアー2勝目を射程に捉えた。ティラワット・ケーオシリバンディット(32=タイ)が通算14アンダーで暫定首位に立っている。
 テーマは「過去の自分」に勝つことだった。河本は5番パー3で7メートルをねじ込むと、6番では2打目をピン横につけてタップイン。後半11番では6メートルを沈め、初日にボギーを叩いた全3ホールでバーディーを奪った。「そこをクリアできたのは良かった」。320ヤードを超す飛距離が自慢の22歳が、アプローチとパターで魅せた。

 2週前にツアー初Vも、先週は2日目に80を叩いて予選落ち。姉の結からも「何してんねん」と笑われた。原因は「2勝目へ前のめりになり過ぎた」と分析。今週は一歩引き、地に足をつけて臨んでいる。コースは勾配も多いが「オフに取り組んだ体幹トレが生きてる」とショットは安定。2週ぶり2勝目へ「前のめりにならないように!」と繰り返した。

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