復帰大会で決勝進出 初戦から全開の“錦織節”「自分をほめてあげたい」「後半はやりたい放題」

2023年06月18日 14:29

テニス

復帰大会で決勝進出 初戦から全開の“錦織節”「自分をほめてあげたい」「後半はやりたい放題」
錦織圭(AP) Photo By スポニチ
 【男子テニス・カリビアン・オープン ( 2023年6月17日    米自治領プエルトリコ・パルマスデルマール )】 長期離脱から復帰して今大会が1年8カ月ぶりの公式戦となる錦織圭(33=ユニクロ)が決勝進出を果たした。18日午後4時(日本時間19日午前5時)開始の決勝は世界1118位のマイケル・チェン(19=米国)と対戦する。
 下部ツアー大会で頂点に立てば、右手首故障からの復帰2戦目で優勝した18年2月のダラス・チャレンジャー以来、約5年4カ月ぶり。ブランクを感じさせないプレーはもちろん、機知に富んだコメント力も健在。準決勝後の中継局インタビュー直前には「まだいいコメントを思いついていない」とつぶやいた。復帰大会から全開の“錦織節”を1回戦から振り返る。

 ▼1回戦ラングモ(米国)6―2、6―4
 1時間43分でストレート勝ち。614日ぶりに白星を挙げ「意外と順調だった。今までの復帰戦で1番と思うくらい良かった。1戦目なので辛口になりすぎず、自分をほめてあげたい」

 ▼2回戦クルーガー(米国)4―6、6―3、6―2
 フルセットにもつれた2時間19分の激戦に逆転勝ち。「後半はやりたい放題だった」とエルサルバドルとの親善試合に大勝したサッカー日本代表のMF久保建英の発言を引用。「疲れはすごい。グランドスラム準決勝が終わったぐらいの疲れが出ている」と4大大会で3度4強入りを経験している日本人では自身にしか分からない感覚を口にした。

 ▼準々決勝ウォルトン(オーストラリア)6―4、6―2
 復帰後初の2日連続の試合に1時間23分で快勝。疲労を感じさせない動きを見せたが「もう帰りたいですね、家に。できる限りのところまで今週は頑張りますけど、なかなか(疲れは)きてます」と苦笑いした。

 ▼準決勝ハイデ(ブラジル)6―4、6―2
 一度もブレークを許さずに1時間26分で快勝。復帰大会での優勝に王手をかけ「自分でも笑けてくるぐらいうれしい」と笑顔。決勝に向け「あまり強気なことを言って負けるとアレなので、お茶でも飲みながら応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

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