22歳中島啓太が日本人最年少連続V王手 4週連続最終日最終組で快挙に挑む

2023年06月18日 04:50

ゴルフ

22歳中島啓太が日本人最年少連続V王手 4週連続最終日最終組で快挙に挑む
通算15アンダーで首位に並んだ中島啓太 Photo By 共同
 【男子ゴルフツアー  ハナ銀行招待第3日 ( 2023年6月17日    千葉県 千葉夷隅GC 7625ヤード、パー73 )】 2週連続Vの期待がかかる中島啓太(22=フリー)が69で回り、通算15アンダーで張棟圭(ジャン・ドンキュ、34=韓国)とともに首位に並んだ。最終日は4週連続の最終組。勝てば鈴木規夫が持つ24歳9カ月13日を上回る22歳11カ月25日で日本人連続優勝の最年少記録となる。
 大きな1打だった。18番で80センチのバーディーパットを決め首位に並んだ中島はグリーンの脇にあるリーダーボードを見て安堵(あんど)した。

 「そこまで強く意識はしていなかったんですが(最終日)最終組に入れて良かったと思いました」。これで実に4週連続の最終日最終組。日本ゴルフツアー機構によれば00年に佐藤信人がマークし、86年には尾崎将司が6試合連続で回っているが、肉体以上に精神面の疲労が増すため近年では例がない。

 それでも「今朝、全米オープン(の中継)を見ていて、出ている選手はみんな限界に近いところでプレーしているのを感じた。自分も本当はそこに出たかったので刺激をもらいました」と22歳は疲れを知らない。

 日体大の先輩で仲の良い河本が、夏場に向け調子を上げ始めていることも発奮材料になっている。「力さんは中盤戦からの大事な試合で絶対に上にくる。その時に僕も一緒に優勝争いができるように調子をキープし続けたい」と見据える。ここで立ち止まってはいられない。

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