長谷川沙良、始めたばかりの三段跳びで中国高校新記録「楽しくできた」走り幅跳びと2冠達成

2023年06月18日 16:10

陸上

長谷川沙良、始めたばかりの三段跳びで中国高校新記録「楽しくできた」走り幅跳びと2冠達成
<中国高校総体>女子三段跳びで中国高校記録で優勝を決めた長谷川沙良(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【陸上・中国高校総体最終日 ( 2023年6月18日    岡山・シティライトスタジアム )】 女子三段跳びが行われ、長谷川沙良(舟入3年)が12メートル30をマークして優勝した。中国高校記録(12メートル23)を更新し、2連覇した走り幅跳びを含めた2冠を達成した。
 向かい風0・6メートルで迎えた4回目に、12メートル30の大ジャンプ。今年4月に始めたばかりの三段跳びで頂点に立ち「楽しくできました。(記録は)あんまり意識していなかったし実感がわかないけど…。(中国高校記録として)長く残ればいいなと思います」と笑みを浮かべた。

 父が米国とナイジェリアのハーフで、母が日本人。広島市の出身で、小学校時代はバスケットボールに打ち込み、中学から陸上を始めた。「お母さんはバスケをやっていて、お父さんはけっこうガチでサッカーをしていました」。高校では陸上をするつもりはなかったが、先輩の誘いを受けて「強制入部みたいな…」形で続けることになったという。

 将来の夢は「お金持ちになりたい。社長になりたいんです、私」と笑顔で語った17歳。高校卒業後も陸上を続けるかを問われると「まだ迷っています」と苦笑いした。

 走り幅跳びと100メートルが主戦場だが、走り幅跳びだけでなく三段跳びでも全国高校総体への出場が決定。「幅跳びは、6メートル30を出して優勝したいです。三段跳びは、12メートル50を超えて表彰台に上がりたいです」と目標を掲げた。

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