金城梨紗子は首痛で3決棄権もPO出場に意欲 レスリング明治杯全日本選抜選手権

2023年06月18日 14:09

レスリング

金城梨紗子は首痛で3決棄権もPO出場に意欲 レスリング明治杯全日本選抜選手権
金城梨紗子 Photo By スポニチ
 【レスリング明治杯全日本選抜選手権最終日 ( 2023年6月18日    東京体育館 )】 女子57キロ級で、前日の準決勝に敗れて3位決定戦に回っていた五輪2連覇の金城梨紗子(サントリー)が、首痛のために棄権した。棄権を発表後、取材に応じた金城は「産後から復帰するにあたり、体の変化を調べてもらった時、首回り、肩周りの筋肉が落ちているということだった。その影響もあると思う」と説明した。
 金城は昨年12月の全日本選手権で非五輪階級の59キロ級を制しており、7月17日の世界選手権代表選考プレーオフ(東京・味の素ナショナルトレーニングセンター)に出場する権利を持つ。「プレーオフに備えようと思い、今回はこういう決断をした」と話し、患部の回復が前提ながら、プレーオフ出場に前向きな姿勢を見せた。

 五輪を2連覇し、結婚と出産を経て競技を続けることについては、改めて「結果がどうなろうと、挑戦したという形に残れば、それは将来誇りになることだなと思う」と話し、その意義を強調。その課程で、今年5月の柔道世界選手権女子63キロ級で、東京五輪金メダルのクラリス・アグベニェヌ(フランス)が、試合の合間に授乳しながら世界女王に返り咲いた姿を目にしたことを明かし、「めちゃ格好いいなと思った。凄いなって。凄く勇気が出た」と話した。

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