ドルーリー朱瑛里、中国高校総体2冠 800mと1500m制して小原怜以来となる16年ぶり快挙

2023年06月18日 14:14

陸上

ドルーリー朱瑛里、中国高校総体2冠 800mと1500m制して小原怜以来となる16年ぶり快挙
ドルーリー朱瑛里(23年1月撮影) Photo By スポニチ
 【陸上・中国高校総体最終日 ( 2023年6月18日    岡山・シティライトスタジアム )】 女子800メートル決勝が行われ、岡山県高校総体2冠のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山1年)が2分8秒72をマークして優勝した。自己ベスト(2分9秒47)を更新する走りで、16日に制した1500メートルを含めて2冠を達成した。
 同日の準決勝を1組2着で通過。1500メートルも含めると、この決勝が3日間で5レース目となった。スタートから飛び出して先頭に立ち、1周目を1分4秒で通過。残り200メートルでラストスパートをかけ、トップを維持したままゴールを駆け抜けた。

 この2種目を中国高校総体の同一大会で制するのは、のちに大阪国際女子マラソン2位などに輝いた07年の小原怜(興譲館)以来、16年ぶりとなる史上3人目の快挙となった。

 ドルーリーは今年1月15日の都道府県対抗女子駅伝で区間新記録を出し、17人抜きを演じて注目を集めた。この春、鶴山中を卒業して津山高に入学。前日の1500メートル決勝では、中国高校記録を更新する4分16秒76を出して初優勝を飾った。レース後は「体も軽く、調子も上がってきました。応援も力になりました」などと大会側を通じてコメントした。

 今大会の上位6人が7月22日に開幕する全国高校総体(陸上は北海道開催)に進出するため、ドルーリーは800メートルと1500メートルの2種目で全国の舞台に立つ。

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