新大関の霧島が会見「さすが大関と呼ばれる相撲を」名古屋場所番付発表

2023年06月26日 15:24

相撲

新大関の霧島が会見「さすが大関と呼ばれる相撲を」名古屋場所番付発表
笑顔で会見する新大関の霧島(代表撮影) Photo By 代表撮影
 日本相撲協会は26日、大相撲名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。新大関の霧馬山改め霧島(27=陸奥部屋)が名古屋市西区の陸奥部屋宿舎で会見し「すごくうれしい。今のところは緊張していない。一生懸命に稽古すれば、いい場所になると思う」と抱負を述べた。
 大関昇進を機に師匠の陸奥親方(元大関・霧島)のしこ名を襲名。真新しい番付で「霧島鉄力」を確認し「しこ名は大きくなると言われていたし、きょう見て大きな文字だった」と目を細めた。夏場所後には母国のモンゴルに帰国。「冬に帰るのは4年ぶりだが、夏に帰るのは8年ぶり。楽しかったです。思っていたよりも喜んでもらった」という。里帰りでリフレッシュした後は長野・下諏訪での荒汐部屋合宿に合流し、関脇・若元春と稽古し「3日間でしたが、いい稽古ができた」と手応えをつかんでいる。

 モンゴル出身の大関は過去に5人。朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士と全員が横綱に昇進している。モンゴルに帰国した際にも周囲から何度もハッパをかけられたことを明かし「みんな、そのこと(全員が横綱昇進)を知っていた。まだ一つ上の番付がある」と師匠超えに照準を定めている。

 場所初日まで2週間。従来通り勢力的な出稽古で準備を進める。出稽古先は佐渡ケ嶽部屋などを予定しているといい「あまり時間がない。できる範囲であちこちに行こうかと考えている。大関と呼ばれると力になる。“さすが大関”と言われる相撲を取っていきたい」と意欲を示した。

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