古江は66で8位 一時は首位と1打差に迫るチャージ「去年に比べていいゴルフができた」全米女子プロ

2023年06月26日 08:25

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古江は66で8位 一時は首位と1打差に迫るチャージ「去年に比べていいゴルフができた」全米女子プロ
古江彩佳(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー 全米女子プロ選手権最終日 ( 2023年6月25日    米ニュージャージー州 バルタスロールGC=6621ヤード、パー71) )】 首位と7打差の18位から出た古江彩佳(23=富士通)が7バーディー、2ボギーの66をマークし、通算5アンダーの8位に入った。メジャー初優勝は逃したが、一時は首位と1打差に迫るなど優勝争いに加わった。 中継局WOWOWのインタビューでは「出だしからバーディーで、昨日まで苦しんでいたパターがよく入ってくれたので、うまくスコアをまとめることができた」と話した。
 難易度の高い1番で5メートルを沈めてバーディー発進。7番パー5は2オンして長いイーグルパットをしっかり寄せて2パットのバーディー。8番は1メートルにつけて連続バーディー。9番で5メートルのスライスラインを読み切り3連続バーディーを奪った。

 後半の12番で下りの7メートルを放り込んで首位と2打差の5位に。続く13番で4メートルを決めて連続バーディー。1打差の3位に浮上。「チャンスについたところでしっかり取れてたので、いい流れのまま、このまま行きたい」と集中していた。しかし、その直後に雷雲接近による中断に入った。

 1時間52分後に再開すると、流れが変わった。14番でティーショットを右ラフに入れて、第2打もグリーン手前のラフへ。前下がりの難しいライからのアプローチはピンを大きくオーバー。パーパットが決まらず初ボギーを叩いた。

 続く15番もティーショット、第2打とラフを渡り歩き、アプローチも寄せ切れず連続ボギーで3打差の10位まで後退した。
 それでも気持ちを切らさず、17番パー5で第3打を1・5メートルに付けてバーディーを取り返した。

 「(中断で)止まってほしくはなかった。その後に始まったプレーがボギー、ボギーというのが凄く悔しい」と残念そうに話したが「最後はまとめられたかな」とうなずいた。

 今季は3月のHSBC女子世界選手権、ドライブオン選手権で3位。4月下旬のJMイーグルLA選手権以降は3戦連続トップ5入り。今大会前のポイントランクで3位に付けており米ツアーの主役の1人となっている。
 今大会は初日69で回り5位発進。第2日は75と崩れたが、第3日に69で巻き返し、最終日はさらに伸ばし難コース、バルタスロールを攻略。昨年は予選落ちした大会で8位に食い込んだ。

 「コースが難しいのでイーブンだったり、1つでもアンダーだったら嬉しい感じだった。最後にアンダーで上がれて良かった。去年に比べていいゴルフができたかな」と胸を張った。

 これで今季6度目のトップ10入り。2週後には次のメジャー全米女子オープンに挑む。「1週空くので、リラックスして、うまく気持ちを整え直せたらいい」と前を向いた。

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