【名古屋場所番付発表】豪ノ山、湘南乃海、伯桜鵬の3人が新入幕 14勝の豪ノ山は5枚しか上がらず

2023年06月26日 06:00

相撲

【名古屋場所番付発表】豪ノ山、湘南乃海、伯桜鵬の3人が新入幕 14勝の豪ノ山は5枚しか上がらず
豪ノ山 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は26日、大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、豪ノ山(25=武隈部屋)と湘南乃海(24=高田川部屋)、落合改め伯桜鵬(19=宮城野部屋)の3人の新入幕が決まった。
 豪ノ山は、元大関・豪栄道の武隈親方が昨年2月に創設した武隈部屋から初めての新入幕。中大からは21年名古屋場所の一山本以来8人目、埼玉栄高からは今年春場所の武将山以来21人目、大阪府出身では17年春場所の宇良以来戦後22人目となった。

 湘南乃海は、元関脇・安芸乃島が師匠を務める高田川部屋から輝、竜電に続いて3人目の新入幕。神奈川県出身では昨年春場所の荒篤山以来戦後11人目。

 落合改め伯桜鵬は初土俵から所要3場所での新入幕を果たし、遠藤に並ぶ昭和以降1位タイの最速記録を樹立した。元横綱・白鵬の宮城野親方が部屋を継承してからは、春場所の北青鵬に続いて2人目。鳥取城北高からは北青鵬以来10人目、鳥取県出身では16年九州場所の石浦(現・間垣親方)以来戦後4人目となった。

 豪ノ山の番付は東前頭13枚目。東十両筆頭で14勝を挙げたにもかかわらず5枚しか上がらなかった。十両筆頭の14勝は、平成以降では過去に95年夏場所の土佐ノ海、99年初場所の雅山、05年秋場所の豊ノ島、10年秋場所の豊ノ島の4例。いずれも翌場所の番付は前頭1桁台で、土佐ノ海は9枚半、雅山は8枚半、豊ノ島は05年は10枚、10年は9枚上がっていた。過去の例と比較すると、豪ノ山の上がり幅は極めて異例の小ささ。先場所も東十両筆頭で13勝した朝乃山が4枚しか上がっておらず、ここ2場所は十両からの幕内昇進者に極めて厳しい番付編成となった。

 幕内と十両の入れ替えは4人。引退した逸ノ城の1枠に加え、一山本、水戸龍、輝の3人が幕内から陥落。十両から上がったのは新入幕の3人と、東十両3枚目で10勝を挙げて再入幕となる武将山(27=藤島部屋)まで。東十両8枚目で13勝を挙げた幕内経験者の熱海富士(20=伊勢ケ浜部屋)は計算上では昇進可能だったが、番付運に恵まれず幕内復帰は見送られ、西十両筆頭に留め置かれた。

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