マル秘タックル練習は“放送禁止”レベルだった?!稲垣啓太「ここ数年で一番キツい」

2023年06月26日 18:17

ラグビー

マル秘タックル練習は“放送禁止”レベルだった?!稲垣啓太「ここ数年で一番キツい」
<ラグビー日本代表練習>顔に大きなばんそうこうを張ってパスを出す堀江(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表が千葉県浦安市で行っている強化合宿は26日、最終第3クールの初日を迎え、午前中の練習の一部を報道陣に公開。ラインアウト起点のサインプレーの確認などを行った。
 練習中に痛々しい姿を見せていたのが、フッカー堀江翔太、フランカー福井翔大(ともに埼玉)、プロップ垣永真之介、SH斎藤直人(ともに東京SG)の4人だった。堀江と福井は首に包帯、右の頬に大きな絆創膏を貼って練習。垣永と斎藤も顔に絆創膏を貼って練習に臨んだ。

 4人の傷は先週まで行っていたスポットコーチのジョン・ドネヒュー氏が指導したタックルセッションでできたものだという。この日、取材に応じたプロップ稲垣啓太(埼玉)は「あれはタックルセッションが激しすぎて、すり傷や切り傷ができている。それくらい(激しい)」と代弁。仮設テント内で1時間ぶっ通しで行われた練習は、「ある種、相撲だった」といい、相手顔面への張り手や、はたき落としからの首の締め上げもOKというルールで行われたという。

 日本協会の公式インスタグラムでもタックルセッションの一部の動画が投稿されているが、張り手や首絞めのシーンは上げられていない。まさに“放送禁止”扱いの練習だったようで、14年の初招集から代表活動10年目を迎えている稲垣も「テストマッチのメンタリティー(の準備)として、相応しい練習だったと思う。ここ数年で一番キツかった」と振り返った。

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