【名古屋場所番付発表】19歳10カ月の落合改め伯桜鵬が平成以降6位の年少新入幕 所要3場所は最速タイ

2023年06月26日 06:00

相撲

【名古屋場所番付発表】19歳10カ月の落合改め伯桜鵬が平成以降6位の年少新入幕 所要3場所は最速タイ
落合改め伯桜鵬 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は26日、大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、豪ノ山(25=武隈部屋)と湘南乃海(24=高田川部屋)、落合改め伯桜鵬(19=宮城野部屋)の3人の新入幕が決まった。
 史上最速となる初土俵から所要1場所で十両に昇進した“令和の怪物”が、また一つ最速記録を打ち立てた。初土俵から所要3場所での新入幕は、遠藤(現・幕内)に並ぶ昭和以降1位タイ。当然まだ髷は結えず、ざんばら髪のまま幕内の土俵に上がれば15年九州場所の御嶽海以来となる。

 また、尊敬する師匠・宮城野親方(元横綱・白鵬)と同じく十両2場所通過、そして師匠と同じく10代での新入幕を果たした。10代の幕内力士は、平成以降では07年九州場所の若ノ鵬以来10人目。19歳10カ月は平成以降6位の年少記録となった。

 そして、新入幕を機に本名の「落合」から「伯桜鵬(はくおうほう)」に改名。夏場所の千秋楽パーティーで発表された。地元・鳥取の旧国名「伯耆国」の「伯」、小学生の頃に参加し相撲を始めるきっかけとなった倉吉市の相撲大会「桜ずもう」の「桜」、師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)の「鵬」の字をそれぞれ取った。

 宮城野親方は伯桜鵬の新十両昇進時に「史上初のことを成し遂げた男ですから、ゆっくり本人と話して、皆さんが“お~っ!”と思うしこ名をつけてやろうかな」と“予告”。その宣言通りの立派なしこ名をもらった伯桜鵬は、夏場所後に「凄く重いしこ名を頂けた。桜という字を入れたので、桜を咲かせたいという思いもあります」と話していた。


 ▽平成以降の年少新入幕
1位 貴花田(17歳8カ月)90年夏場所
2位 稀勢の里(18歳3カ月)04年九州場所
3位 白鵬(19歳1カ月)04年夏場所
4位 若ノ鵬(19歳3カ月)07年九州場所
5位 若花田(19歳7カ月)90年秋場所
6位 伯桜鵬(19歳10カ月)23年名古屋場所

※貴花田はのちの横綱・貴乃花。若花田はのちの横綱・3代目若乃花。

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