【伯桜鵬と一問一答】「大好きな相撲は“天職”応援していただけるのは何より幸せ」19歳が抱く自戒の念

2023年06月26日 17:14

相撲

【伯桜鵬と一問一答】「大好きな相撲は“天職”応援していただけるのは何より幸せ」19歳が抱く自戒の念
新入幕を果たし、番付を手にする伯桜鵬(左)と師匠の宮城野親方(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は26日、大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、新入幕が決まった落合改め伯桜鵬(はくおうほう、19=宮城野部屋)は愛知県豊田市の宮城野部屋宿舎で会見を行った。
 ――昭和以降1位タイの最速新入幕。ここまでの3場所を振り返って
 「今振り返れば満足できる場所だったけど、これからはそう甘くないと思う。これからもっと“自分に厳しく、人に優しく”というモットーを厳しくやっていかないといけない」

 ――新十両で10勝を挙げ、2場所目だった夏場所は14勝。感覚の違いはあった?
 「15日間戦う厳しさを新十両の場所で体感して、体が疲れたり体重が落ちたりもした。先場所は食事を変えて、1日5食で消化の良い物を食べるようにして良い15日間を過ごせた。部屋のトレーナーさんに教えていただいて、たくさんの人に支えられているので感謝の気持ちでいっぱいです」

 ――夏場所後、力を入れてやってきたことは?
 「場所前からケガがあって思うような稽古はできていない。まずはしっかり治すことに努めてきたので、しっかり15日間戦える、しっかり稽古できる体をまず作ることが今の目標です」

 ――ケガしていた左肩の状態は?
 「体は良くなってきているので、あとはケガを悪化させないようにしっかり稽古して良い状態で初日を迎えたいと思っています」

 ――鳥取県出身の新入幕は16年九州場所の石浦以来。その石浦が引退して間垣親方になったタイミングで新入幕を果たせたことへの思いは?
 「(鳥取西中、鳥取城北高の)大先輩の石浦関が活躍していた姿は凄くかっこよくて憧れて、いつか自分も…と常に思っていた。同じ宮城野部屋に入ることができて、自分がバトンを受け継いだという思いは本当に強い。これまで石浦関が鳥取を盛り上げてきたように、今度は自分が鳥取を盛り上げられる関取になりたいと強く思っている」

 ――新入幕を果たし、改めてファンの方々への思いは
 「応援していただいている感謝の気持ちを忘れてはならない。大好きな相撲を職業としてやれて“天職”だと思っている。大好きな相撲を取って勝つことでたくさんの方に喜んでもらえる、応援していただけるというのは何より幸せなことだと思う。その気持ちを忘れた時に自分の相撲人生は終わると思っているので、常に調子に乗らないことを肝に銘じてやっていきたいと思っています」

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