大迫傑 MGC出る!大会100日前にエントリー 瀬古氏も期待大「大会も盛り上がる」

2023年07月08日 04:42

マラソン

大迫傑 MGC出る!大会100日前にエントリー 瀬古氏も期待大「大会も盛り上がる」
10月15日に行われるMGCにエントリーした大迫 Photo By スポニチ
 日本陸連は7日、10月15日に行われるパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場選手を発表し、男子は東京五輪6位の大迫傑(32=ナイキ)ら65人、女子は同8位の一山麻緒(26=資生堂)ら27人の合計92人がエントリーした。出場するか否か不明だった大迫のエントリーに瀬古利彦ロードランニングコミッションリーダー(66)も大きな期待を寄せた。
 大会100日前のタイミングで東京都内で行われた会見。早大の後輩でもある大迫のエントリーに、瀬古氏は終始ご機嫌だった。「大迫は本当にスター。彼が出ることで大会も盛り上がる。ここ何年間も、日本のマラソンを引っ張ってきたんだから」と冗舌だった。

 東京五輪後に一度引退。現役復帰して臨んだ今年3月の東京マラソンで日本人3番手の9位に入り、MGC出場権を獲得した。ただ本人は「出場するか確定していない」と態度を保留。先月の日本選手権は5000メートルに出場も途中棄権。さまざまな臆測が飛び交っただけに、瀬古氏も「電話で確認したら“瀬古さん、出ますよ”と」と出場意思を確認していたことを明かした。

 今大会は4年前にはなかった賞金も設定。男女とも1位1000万円など、上位3人に支払われる。「賞金が出るから出場するんだと思う」と冗談めかした瀬古氏だが、発着の国立競技場を有料観覧制にしており、目玉選手の出場は大歓迎。上位2人がパリ切符を獲得する本番へ「最後まで悔いのないように走ってほしい」と全選手に期待していた。

 ≪新谷は出場せず≫女子ではパリ五輪を目指さないことを明言している新谷仁美(積水化学)がエントリーせず。9月のベルリンマラソンに出場予定だが、瀬古氏は「あの子は(気持ちが)分からない。気が変わることを願っている」と話した。会見には細田あい(エディオン)が出席。七夕にちなみ「パリ五輪の切符を勝ち取る」と書いた短冊をササの葉に飾り、「自分の力を出し切れるように準備を進めたい」と抱負を述べた。

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