友野一希「曲に助けられずに自分の技術で」あえて「凄く難しい曲」で新境地 フィギュア全日本合宿

2023年07月08日 14:23

フィギュアスケート

友野一希「曲に助けられずに自分の技術で」あえて「凄く難しい曲」で新境地 フィギュア全日本合宿
<フィギュアスケート全日本合宿>軽快な動きを見せる友野一希(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 フィギュアスケートの全日本合宿が8日、大阪の関空アイスアリーナで行われ、報道陣に公開された。
 男子で昨季の世界選手権6位の友野一希(上野芝ク)は「シニア合宿も長いこと、気づけば結構な回数出せていただいて。今回だと最年長になるんですかね。いつの間にかベテランと呼ばれることになった」と語り「若手も出てきて、毎年毎年新しい刺激がある」と充実感を口にした。

 今季はSP、フリーとも新曲で臨む。特にピアノ曲「Halston」を舞うフリーは自身が表現の幅を広げるため、あえての選択。振付師のミーシャ・ジー氏に「思い切り難しいものにしてくれ」「持てる力を僕にぶつけてくれ」と情熱を伝えて出来上がった。「あまり変化がないような凄く難しい曲。曲の変化があまりない分、ごまかしが利かない」と語り「しっかり自分がもっているもの、スケーティング技術を磨いて、曲に助けられずにちゃんと自分の技術で表現しないといけない」と決意を新たにした。

 完成されたスケーターを目指すため「毎年どんどん違うジャンルに挑戦してやっていきたい」と言い「自分が望むスケーター像を描きながら、それに向かって努力していきたい」。試合での目標は、昨季の世界選手権で獲れなかった表彰台。「メダルを獲れる選手になれるよう、若手に負けず頑張れたら」と気合を入れた。

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