ラグビー日本代表完敗 足りなかったのは「感情」と姫野

2023年07月08日 22:02

ラグビー

ラグビー日本代表完敗 足りなかったのは「感情」と姫野
<日本XV・ニュージーランドXV>突進する姫野(中央)(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2023第1戦   ジャパンXV6―38オールブラックスXV ( 2023年7月8日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 W杯イヤー初戦にジャパン・フィフティーン(XV)として臨んだ日本代表は、ニュージーランド代表予備軍のオールブラックスXVに6―38で完敗。トライは一つも奪えず、2カ月後に開幕する本番へ不安を残す結果となった。
 共同主将を務めるフランカーのリーチ・マイケル(BL東京)が「望んでいる結果ではなかった。本当に悔しい」と険しい表情を見せる中、途中出場のNo・8姫野和樹(トヨタ)は明るい表情で「結果は残念だったが、昔のチームメートと対戦できて楽しかった」と振り返った。

 後半6分から登場。その直後にスーパーラグビーのハイランダーズで同僚だったビリー・ハーモンも途中出場しており、プレー中も目線が交わしつつ、体を激しく当て合った。攻撃ではミスで流れを失う場面が多く、「モメンタム(勢い)を失ってしまった」と反省。防御面では「チーム全体としてコリジョン(衝突)は良かった」と振り返った。

 そして最大の反省点に挙げたのが、試合全体を通じて選手が大人しかった点。仲間のファインプレーに感情を爆発させて称え合うなど、ムードを高めるシーンが少なかったと指摘し、「感情を上げていくことはやらないと。自分はそういう人間なので、もっとやっていきたい」と今後はパッションリーダーとしてチームを引っ張る覚悟を示した。

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