メダル2つ目!安永、比嘉組は銅 五輪へ「乾さんのように誰が見ても1位になれる演技を」

2023年07月21日 04:44

水泳

メダル2つ目!安永、比嘉組は銅 五輪へ「乾さんのように誰が見ても1位になれる演技を」
<世界水泳 第7日目 デュエットFR 決勝>銅メダルを獲得した安永(左)と比嘉(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【水泳世界選手権第7日 ( 2023年7月20日    福岡 )】 アーティスティックスイミング(AS)デュエット・フリールーティン(FR)決勝は安永真白(24)比嘉もえ(15=ともに井村ク)組が銅メダル。日本勢22年ぶりの優勝を果たしたテクニカルルーティン(TR)に続き、表彰台に上がった。
 予選11位通過の安永、比嘉組が銅メダルを手にした。予選12位通過から金に輝いたTRに継ぐ大逆転劇。比嘉は「ベースマーク(BM)なしで表彰台に乗れたのは自信になった」と喜んだ。予選は技の成功を認められずに最低評価となるBMが4つ。決勝は技の数を減らした上で難易度も下げ、MBが一つもない演技を披露した。

 優勝ペアとは5・9416点差。予選後に演技構成を大幅変更した影響で生じた振り付けミスで食らった6・1点の減点がなければ頂点に届くスコアだった。TRとFRの合計で争う24年パリ五輪へ、価値ある2つ目のメダル。安永は「フリーもテクニカルも実力は全然。五輪は甘くない。(ソロ2大会連続2冠の)乾さんのように誰が見ても1位になれる演技をしたい」と慢心はなかった。

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