「南海の黒ヒョウ」こと元若嶋津の荒磯親方が退職 日本相撲協会が発表

2023年07月21日 17:30

相撲

「南海の黒ヒョウ」こと元若嶋津の荒磯親方が退職 日本相撲協会が発表
荒磯親方 Photo By スポニチ
 かつてスポニチ本紙に「黒豹が斬る」の評論を寄稿した元大関・若嶋津の荒磯親方(66)=本名・日高六男、鹿児島県出身、放駒部屋=が21日、相撲協会を退職した。相撲協会が発表した。
 1975年春場所で初土俵。引き締まった体と精悍(せいかん)な顔つき、スピード感あふれる取り口で「南海の黒ヒョウ」として人気を誇り2度の幕内優勝を果たした。87年に引退し、90年1月に二子山部屋から独立。船橋市に松ケ根部屋を興し、元小結・松鳳山ら関取を6人育てた。

 協会理事を務めていた17年10月に倒れ、頭部を手術。一時は危険な状況にも陥ったが懸命なリハビリで回復した。21年12月に部屋付きだった放駒親方(元関脇・玉乃島)に部屋を譲り22年1月に相撲協会の定年を迎え、再雇用制度で「参与」として協会に残っていた。

 年寄「荒磯」は元関脇・琴勇輝の北陣親方が継承した。

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