後藤未有がV圏内キープ　地元開催で所属会社の試合に「ここで勝てなかったらどこで勝つんだというくらい」

2023年07月21日 16:17

ゴルフ

後藤未有がV圏内キープ　地元開催で所属会社の試合に「ここで勝てなかったらどこで勝つんだというくらい」 — ＜大東建詫いい部屋ネットレディス、1日目＞10番ホール、笑顔でラウンドする後藤未有（撮影・中村　達也） Photo By スポニチ

【大東建託いい部屋ネット・レディース第2日（ 2023年7月21日福岡県　ザ・クイーンズヒルGC＝6540ヤード、パー72 ）】 3位で出た後藤未有（22＝大東建託）が4バーディー、ノーボギーの68と伸ばし通算10アンダーでホールアウトした時点で暫定3位をキープした。

　「内容的にはそんなに良くなかったんですけど、悪なりに安定していたと思います」

　古江彩佳や西村優菜らと同じ00年生まれのミレニアム世代。アマ時代から注目され、21年にプロテストに合格した期待のホープ。今週は地元の福岡で開催されているトーナメントで、しかも所属会社の試合。会場もジュニア時代から慣れ親しんだコースとあって心を燃やす材料がそろっている。

　「コースも得意ですし、奇跡というか私のために作られた舞台なのかと思っちゃうくらい。ここで勝てなかったら、どこで勝つんだというくらいです」

　ギャラリーの声援も熱い。1番パー4では残り121ヤードから9Iでもう少しでカップインのOKバーディーを奪った。

　「セカンドが入ったのかなと思うくらいの歓声が湧いて（笑い）。キャーみたいな悲鳴まで上がって。入った？と思ってキャディーさんとハイタッチして（グリーンまでに行ったら）“入りそうだった”って（ギャラリーに）言われて。えっ！？入ってないんかいってなりました」と笑わせた。

　ツアー初優勝を懸けて挑む決勝ラウンド。

　「（優勝を）あまり意識しすぎるなとか言われるんですけど、勝ちたいと思っていなくて勝てたとしても、それはただのラッキー。しっかり意識しても勝ちにいけるメンタルで戦いたい」と意気込みを語っていた。