前年覇者の大西魁斗は怒とうの16連戦目で迎える今季国内初戦へ「体が痛くてもゴルフはしたいと思う」

2023年08月30日 15:56

ゴルフ

前年覇者の大西魁斗は怒とうの16連戦目で迎える今季国内初戦へ「体が痛くてもゴルフはしたいと思う」
プロアマ戦に出場した大西魁斗 Photo By スポニチ
 男子ゴルフのフジサンケイ・クラシックは31日から4日間、山梨・富士桜CC(7424ヤード、パー70)で開催される。今季から米下部ツアーを主戦場とし、今季国内初戦となる前年覇者の大西魁斗(24=ZOZO)は30日、プロアマ戦などで調整した。米国から数えて怒濤(どとう)の16連戦目、ここ1カ月ほどは右膝に痛みも抱えるが「体が痛くてもゴルフはしたいと思う。今週も楽しみです」と意気込んだ。
 今大会は従来とアウト、インが入れ替わり、コースの印象も変わった。バックナインに難度の高いコースが揃い、優勝争いはよりドラマチックになりそうだ。大西は「みなさん、同じフィールドで戦っているので自分のショットをうまく打てればいいかなと思います。6、7番が長いパー4になったのとその次のパー3が難しいかなと思う。富士山がすごく見えたので景色がすごく楽しかった」と笑顔で話した。

 体重も5キロほど落とし、すらっとした肉体で帰国した。「去年は太ったなと思ったのでパフォーマンスよりもルックスです」と笑わせるが、やはりショットの切れが増しているようす。前夜祭では久々の日本食に心も踊り、担々麺、お寿司に舌鼓を打った。直近3週間ではグリーン周りのアプローチにも手応えをつかみ、自信を持って乗り込んで来た。

 内藤雄士コーチとも約4カ月ぶりに再会し、スイングも生チェックしてもらった。標高1000メートル近い富士桜では飛距離も「初めて出場した一昨年から自分は(プラス)5%でやっているので今年もそんな感じですね」。右膝は歩くと痛みがあるが、スイングには影響がないという。「それは言い訳にはしたくないですね」と力強く話していた。  

おすすめテーマ

2023年08月30日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム