【バスケW杯】第3Qで取った35点 五輪切符争いで重要に 富永も打ち続けたことを評価

2023年08月30日 05:22

バスケット

【バスケW杯】第3Qで取った35点 五輪切符争いで重要に 富永も打ち続けたことを評価
<バスケW杯1次リーグ オーストラリア・日本>前半、シュートを放つ日本代表・富永(右手前)(AP) Photo By AP
 【バスケットW杯1次リーグE組   日本89―109オーストラリア ( 2023年8月29日    沖縄アリーナ )】 【NBA解説者・中原雄の目】オーストラリアは日本の外周りに対する守備は厳しかった。フィンランド戦で活躍した河村と富永が徹底マークに遭ったこともあり、前半はなかなか日本のリズムにならなかった。
 オーストラリアは大エースはいないが、NBA選手9人をそろえており、全員がうまい。日本は守備で仕掛けようとしたが、簡単に突破されることも多く、相手をなかなか慌てさせることができなかった。日本の流れになりかけた第3Qでは調子がよくなかったベテランのミルズやイングルズが3点シュートを決めたのもさすがだった。

 日本は第3Qで35点取り、後半は互角の戦いができた。今後アジア勢との五輪切符争いで得失点差の争いになる可能性もあるだけに、前半の点差を少しでも詰められたのはよかった。

 富永は3点シュートを1本も決められなかったが、10本打ったことは評価したい。シューターはそれでいい。うまく中に入ってフローターで決めるプレーも見せられた。3点シュートだけではないことを印象づけることで、今後3点シュートを打ちやすくなる。

 順位決定リーグの相手は1次リーグでの対戦国よりレベルは落ちる。渡辺やホーキンソンはここまで出ずっぱりだったが、うまくローテーションしながら残り2戦を戦っていきたい。(B3福井ブローウィンズAC)

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