【バスケW杯】アジア勢が3大会連続1次リーグ“全滅” 日本のパリ五輪切符の行方は順位決定戦へ

2023年08月31日 00:12

バスケット

【バスケW杯】アジア勢が3大会連続1次リーグ“全滅” 日本のパリ五輪切符の行方は順位決定戦へ
<バスケW杯1次リーグ オーストラリア・日本>試合後、ファンの声援に応える渡辺雄太(中央12番)ら日本代表メンバー(ロイター)
 バスケットボール男子W杯は30日、1次リーグ全日程が終了。2次リーグに進出する16チームと、17~32位の順位決定戦に回る16チームが決定。日本を含めた全てのアジア勢は3大会連続1次リーグで“全滅”することになった。
 アジア勢で勝利を挙げたのは日本のみ。この日はC組のヨルダンが米国に62―110、G組のイランがスペインに65―85に敗れ3連敗。唯一2次リーグ進出の可能性を残していたB組の中国もプエルトリコに89―107と敗れ3連敗。14年スペイン大会、19年中国大会に続き3大会連続でアジア勢が1次リーグ突破を逃した。

 順位決定戦は各1次リーグ下位2チームの計16カ国によって争われ、2組ずつを統合し4組(M~P)に組み分け。1次リーグ3試合の結果は持ち越しとなり、順位決定戦2試合の結果を含めて最終的な順位が決まる。

 日本は同じE組のフィンランド(同24位)に加え、F組のベネズエラ(同17位)、カボベルデ(同64位)と同組に。1次リーグで対戦したフィンランドとは試合せず。31日にF組4位ベネズエラ、9月2日にF組3位カボベルデと同じ沖縄で対戦することが決まった。

 さらに今大会はアジア勢最上位の1チームが来年のパリ五輪出場権を獲得へ。2次リーグに進出するチームがいなかった事で、五輪切符争いは17~32位の順位決定戦で決まることに。その順位決定戦では1次リーグ3試合の結果が持ち越しとなるため、日本だけが1勝の“アドバンテージ”を持って残り2戦に臨むことになった。

 <五輪切符争いアジア勢の順位>
 (1)日本   (1勝2敗、得失点差-28)
 (2)フィリピン(0勝3敗、得失点差-23)
 (3)イラン  (0勝3敗、得失点差-63)
 (4)ヨルダン (0勝3敗、得失点差-77)
 (5)中国   (0勝3敗、得失点差-80)
 (6)レバノン (0勝3敗、得失点差-100)

 <順位決定戦組み分け>
▼M組 フィリピン、アンゴラ、南スーダン、中国
▼N組 ヨルダン、ニュージーランド、メキシコ、エジプト
▼O組 日本、フィンランド、ベネズエラ、カボベルデ
▼P組 イラン、コートジボワール、レバノン、フランス

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