若元春が霧島と充実の連続18番「体しんどい…」秋場所へ「最低限のハードル」2桁勝利目指す

2023年08月30日 13:40

相撲

若元春が霧島と充実の連続18番「体しんどい…」秋場所へ「最低限のハードル」2桁勝利目指す
出稽古に訪れた霧島(右)と三番稽古を行う若元春(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・若元春(29=荒汐部屋)が30日、東京都中央区の荒汐部屋で出稽古に訪れた大関・霧島(27=陸奥部屋)と三番稽古を行った。
 2人で18番取り続けて5勝13敗。霧島の速い攻めで一気に寄り切られたり、疲れてきた後半は5連敗したりと圧倒された。それでも、勝った相撲は全て左四つで右上手を引いており、自分の型になった時の強さは健在だった。

 稽古を終え「キツいです。待ったなしでずっと(取り続ける)なんて久々すぎてもう…体しんどいです」と苦笑い。大関と充実の三番稽古をこなし「(番付が)上の人に来ていただけるのはありがたいですよね」と感謝した。

 大関獲りに挑んだ名古屋場所は9勝6敗に終わったが、秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)の成績次第では大関獲り継続の可能性もある。「今場所も変わらない気持ちで」と平常心で「目標というか最低限のハードルとして考えている」という2桁勝利をまずは目指していく。

 また、右膝前十字靱帯断裂の大ケガから復帰を目指す弟の十両・若隆景(28)が実戦稽古を再開したことについても言及した。兄弟同時三役は今年の初場所から夏場所まで続き、若隆景の陥落後も若元春は関脇の座を守り続けている。「今まで散々、刺激をもらってきたので、今度は返せたらなと。向こうがそう感じてくれたらいいなと思っています」。自身の活躍が弟への刺激になればと思いやった。

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