霧島が若元春に13勝5敗「2人でもり上がった」途中から「待ったなし」無尽蔵のスタミナ発揮

2023年08月30日 12:24

相撲

霧島が若元春に13勝5敗「2人でもり上がった」途中から「待ったなし」無尽蔵のスタミナ発揮
<P説訂正>若元春(左)と18番連続で相撲を取った霧島(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の大関・霧島(27=陸奥部屋)が30日、東京都中央区の荒汐部屋へ出向き、関脇・若元春(29)と三番稽古を行った。
 連続で18番取って13勝5敗。互いに得意とする左四つの展開が多く、右上手からの攻めやもろ差しで中に入る場面も見られた。関取同士の三番稽古では1番取るごとに「待った」をして汗を拭いたり水分補給したりすることが多いが、最後の5~6番は気合が乗ってきて「待ったなし」。最後は若元春が疲れを見せる中、霧島は持ち前の無尽蔵のスタミナで元気に取り続けた。

 「今日は15番ぐらい取ろうと思っていたけど最後2人でもり上がったね」と充実の表情。「これから徐々に体を作っていく」とさらに仕上げていくつもりだ。名古屋場所前はオーバーワークのような状態で調整に失敗し、初日から3日目まで休場。「調子悪い時はしっかり休んでと親方に言われている。疲れた時に休みを取りながらやっていこうかなと思う」。先場所の反省を生かして調整を進めていく。

 秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)はカド番で臨むが「まだ早いので」とプレッシャーは感じていない。夏巡業でも精力的に稽古をこなし、この日も充実の三番稽古を行った。豊昇龍の新大関昇進で早くも“先輩大関”となった霧島が、万全に仕上げて秋場所で真価を発揮する。

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