朝白龍が初幕下でストレート勝ち越し「まさか4連勝するとは」デビュー以来通算24勝1敗

2023年09月17日 16:22

相撲

朝白龍が初幕下でストレート勝ち越し「まさか4連勝するとは」デビュー以来通算24勝1敗
<大相撲秋場所・中日>西乃龍(右)を寄り切りで下す朝白龍(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所8日目 ( 2023年9月17日    東京・両国国技館 )】 西幕下27枚目の朝白龍(24=高砂部屋)が西乃龍(23=境川部屋)を破って4戦全勝で勝ち越しを決めた。
 立ち合いやや受ける形になったが、左上手を引くとすぐに出し投げで崩して右を差して万全の体勢で寄り切った。新幕下のストレート勝ち越しは、今年初場所の風賢央(押尾川部屋)以来。「とりあえず勝ち越したかったので、まさか4連勝するとは」と自分でも驚きだった。

 春場所の序ノ口デビューからここまで、本割は通算24勝1敗。圧倒的な強さで幕下中位まで駆け上がってきた。部屋の稽古では、デビュー前から幕下力士らに混じって稽古を積んできた。「稽古で自信はちょっとずつついてきました」。初めての幕下の土俵にも、気後れすることは全くなかった。

 名古屋場所は三段目で7戦全勝したが、満員の館内で行われた決定戦に敗れ優勝を逃した。その経験が生き、今場所は「緊張しなくなってきた」という。残り3番で幕下優勝の期待も高まるが「あと1勝ぐらいはしたい」と謙虚に話した。

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