【バレー五輪予選】火の鳥NIPPON開幕2連勝 最多17得点の井上「さらにいいパフォーマンスを」

2023年09月17日 21:35

バレーボール

【バレー五輪予選】火の鳥NIPPON開幕2連勝 最多17得点の井上「さらにいいパフォーマンスを」
<日本・アルゼンチン>第3セット、得点に喜ぶ井上(左)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール女子パリ五輪予選兼W杯第2日   日本3ー0アルゼンチン ( 2023年9月17日    東京・国立代々木競技場 )】 火の鳥NIPPONが開幕2連勝を飾った。6大会連続の五輪出場を目指す世界ランク8位の日本は、同18位のアルゼンチンを3―0で下し、前日のペルー戦に続くストレート勝ちで2勝0敗とした。五輪予選は8チームが1回戦総当たりで戦い、上位2チームに来年の本大会出場権が付与される。18日は試合が行われず、日本は19日の第3戦でプエルトリコと対戦する。
 第1セットは、アウトサイドヒッターの井上愛里沙(日本協会)が次々とスパイクを沈め、セッター関菜々巳(東レ)のサービスエースなども効果的だった。第2セットも主導権を渡さず、リードを一気に広げて2セット連取。第3セットは強烈なアタックが光った井上、サービスエースなどで攻撃をけん引した宮部藍梨(姫路)の活躍で25―23と白星をつかんだ。

 チーム最多の17得点を挙げた井上は第1セット、強打で最初の得点を奪うと両サイドからのスパイク、バックアタックを次々と決めた。このセットだけで7得点をマーク。続く第2セットもセットポイントから最後の1点を決めるなど要所で4得点を稼いだ。攻撃の核となった背番号10の視線はプエルトリコ戦に向いている。「しっかり気持ちを切り替えて、今日よりもさらにいいパフォーマンスができるように頑張っていきます」と開幕3連勝へ向け、力強く意気込んだ。

 ▼福留 どんなボールも絶対にあげるという気持ち。次の人につなげる気持ちでやりました。

 ▽パリ五輪への道 パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12カ国。五輪予選は世界ランク上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれて、日本など3カ国で開催され、各組上位2カ国の計6カ国が出場権を得る。残る出場権は、来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(女子は6月17日)の世界ランクで、出場決定済みの7カ国を除く上位5カ国に付与される。

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