やり投・北口榛花、日本人史上初のDLファイナル制覇!昨年世界選手権の会場で豪快63m78

2023年09月17日 06:52

陸上

やり投・北口榛花、日本人史上初のDLファイナル制覇!昨年世界選手権の会場で豪快63m78
女子やり投げの北口榛花(AP) Photo By AP
 陸上の年間優勝者を決めるダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルが16日、米オレゴン州ユージンで行われ、女子やり投げでは北口榛花(JAL)が63メートル78で日本勢史上初の頂点に輝いた。8月の世界選手権制覇に続き、新たな偉業を成し遂げた。
 3位表彰台に入った昨年の世界選手権と同じ会場で行われた大舞台。2投目に63メートル78でトップに立つと、6投目でも62メートル76をマーク。優勝が決まると、栄えあるダイヤモンドトロフィーを手に笑顔を見せた。

 昨年のDLファイナルでは、全種目通じ日本勢初の表彰台となる銅メダル。それでも「(ファイナルは)1位しか何ももらえない。1位になってセレモニーに出たい」とジョーク交じりに語っていた。その言葉通り、世界選手権だけなく年間女王の座も獲得した。DL各大会の3倍の賞金3万ドル(約443万円)もゲット。今季は自身の日本記録を2度更新するなど圧倒的な強さを見せ続けている。

 男子3000メートル障害で昨年4位の三浦龍司(順大)は8分15秒45で5位に入った。後方から戦況を伺い、終盤に一気に順位を上げた。世界選手権6位の成長株が、ファイナルの舞台でも実力を発揮した。

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