菅沼菜々“全快”パットで68、2位タイ発進  最高40度発熱、2週前ツアー棄権も「もう大丈夫」

2023年10月20日 04:45

ゴルフ

菅沼菜々“全快”パットで68、2位タイ発進  最高40度発熱、2週前ツアー棄権も「もう大丈夫」
3番、ティーショットを放つ菅沼菜々(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアーNOBUTA GROUP  マスターズGCレディース第1日   6495ヤード、パー72 優勝賞金3600万円 観衆3446人 ( 2023年10月19日    兵庫県 マスターズGC )】 高速グリーンで菅沼のパット力が生きた。7番で12メートルのパットをねじ込み最初のバーディーを奪った。13番で2メートルのバーディーパットを沈めると、15番まで3連続バーディー。17番パー3では3メートルを入れてパーを拾った。
 この大会は4度目の出場で19年は18位、21年は51位、昨年は予選落ちしている。それでも「今までの成績は良くないけど、コース的にはグリーンが速いので嫌いじゃない。パットが一番得意なので、これくらい速い方がイメージが出やすい」と好相性を強調。

 スティンプメーター11フィート台に設定されることが多い女子ツアーで速い部類に入る12フィートのグリーンで28パット。68の好スコアに頬を緩めた。

 2週前のスタンレー・レディースを体調不良で棄権した。検査を受けたものの原因が分からず、最高で40度の高熱が続き「死ぬと思った」と振り返る。

 3日間病院に通い点滴を受けて、ようやく熱は下がった。ただ完全に回復するまで6日間もかかり、食事が取れなかったため体重が3キロも減った。

 体調が戻らないまま出場した先週の富士通レディースでは5月以来の予選落ちを喫したが「もう大丈夫。完璧に治った」とうなずいた。

 8月のNEC軽井沢72でツアー初優勝を飾った23歳。「こういうグリーンが速いコースで優勝したい。2勝目が難しいと言われるけど、2勝目の壁を早めに越えたい」。残り54ホールを見据えた。

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