プレシーズンマッチからサンズ渡辺VSレイカーズ八村!両者とも途中出場 前半は渡辺5得点、八村は無得点

2023年10月20日 11:33

バスケット

プレシーズンマッチからサンズ渡辺VSレイカーズ八村!両者とも途中出場 前半は渡辺5得点、八村は無得点
サンズVSレイカーズでマッチアップした渡辺雄太と八村塁(右/AP) Photo By AP
 【NBAプレシーズンマッチ   サンズーレイカーズ ( 2023年10月19日    アクラシュア・アリーナ )】 NBAプレシーズンマッチでサンズとレイカーズが現地時間19日(日本時間20日)に対戦。第1クオーターの4分30秒に渡辺雄太(29)と八村塁(25)の日本人対決が実現した。2人が同時にコートに立つのは今年1月30日(日本時間31日)のネッツVSレイカーズ(ブルックリン)以来となった。
 両チーム、今季最後のプレシーズンマッチで日本人対決が実現した。先にコートに立ったのは八村だった。第1クオーター残り7分16秒が途中出場。その後、残り4分30秒から渡辺も出場して日本人選手たちが同じコートに立ち、すぐにマッチアップする場面もあった。

 先に得点したのは渡辺だった。残り1分34秒に右エルボー付近でドリブルからの2点のジャンプシュートを決めた。その後、渡辺は残り3秒で左ウイング付近から3点シュートを決めて、5得点目をマーク。八村は第1クオーター無得点に終わった。

 八村は第1クオーター終了で一旦ベンチに下がった。渡辺は第2クオーターも引き続き出場したが、得点を挙げることはできず残り7分52秒でベンチに下がった。

 八村は第2クオーター残り6分5秒からコートに立ったが、得点を挙げられず残り2分44秒に交代した。

 渡辺は前半9分7秒出場して、1本の3点シュートを含む5得点2リバウンド。対して八村は10分37秒出場して、2本のシュートを試打も決めきれず無得点に終わった。前半は58ー54でレイカーズの4点リードで折り返した。

 昨季限りでネッツとの契約が切れてフリーエージェント(FA)となっていた渡辺。FA交渉解禁初日の6月30日にサンズと合意。サンズと契約した理由の1つとしてネッツでチームメートだったケビン・デュラントの存在が大きかった。「本当に彼とのプレイは楽しいんです。素晴らしいチームメートで、素晴らしい人であり、素晴らしいリーダー」と説明。デュラントも渡辺のサンズ加入に協力し、渡辺の活躍にも期待していると明かしている。

 サンズと契約後に渡辺は、今夏バスケットボール男子日本代表として、チームをけん引。48年ぶりとなる自力での五輪出場切符獲得に貢献した。

 レイカーズの八村はオフシーズンにキャリア初のFAだったため、今後のNBAキャリアを優先して8月のW杯を欠場。そしてFA交渉解禁となった6月30日にレイカーズと3年5100万ドル(約73億4000万円)で再契約した。

 チームメートでNBA界の“KING”ことレブロン・ジェームズとトレーニングに励んで“師弟関係”となった。ジェームズは「塁とはずっと一緒にトレーニングしてきた。彼のポテンシャルはよく分かっていて、これは彼のためでもあり、チームのためでもある」と回顧。

 八村にとってもキャリアの中で大きな経験となった。「コート上のことだけじゃなくコート外のことも、例えば身体のケアやウエイトルームでのトレーニング、バスケについてのいろんな話を彼から学んだ」と話し、「シュートやボールハンドリングをたくさん練習したし、それは試合で僕のプレーを助けてくれると思う。レブロンのプレーもよく見たよ。ちょっとしたコツやポイント、フットワークをたくさん彼から学んだ」とジェームズからコート内外問わずに吸収した。

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