ベスト69のスポニチ担当記者が学びたい、穴井詩の“飛距離No.1”支える16年続くルーティンとは

2023年10月20日 04:45

ゴルフ

ベスト69のスポニチ担当記者が学びたい、穴井詩の“飛距離No.1”支える16年続くルーティンとは
手作りのボールで、両手を体から離さない練習をする穴井詩(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアーNOBUTA GROUP  マスターズGCレディース第1日   6495ヤード、パー72 優勝賞金3600万円 観衆3446人 ( 2023年10月19日    兵庫県 マスターズGC )】 【ベスト69の記者山手あかりもマネしたいプロの練習法】ドライバーをかっ飛ばしたい!そんな願いをかなえるべく、昨季平均飛距離ツアーNo.1(257.49ヤード)の穴井詩(35=GOLF5)に秘訣(ひけつ)を聞いてみた。
 16年間、続けている練習がある。それはラウンド前に必ず行うルーティン。なにやら、直径20~30センチのゴムボールを両腕に挟んで球を打つ方法だといい、「体のターンで打てるように、腕がポジションから外れないようにという意味合いで使っています。振り遅れとかが減り、タイミングが合うようになるのかなと思います」と説明した。

 プロゴルファーがやっていると簡単そうに見えるのに、いざやってみるとフルスイングがうまくできない。私自身もジュニア時代にコーチに勧められて同じ練習法を行っていたが、始めた頃はフルショットをしようとするとボールが落ちてしまい、ハーフショットするので手いっぱいだった。

 しかし、物理的に腕がポジションから外れなくなり、半強制的に理想の動きを体に覚えさせることができるため効果は抜群。手打ちにならず体のターンをうまく使って飛距離UPへ。

 現在、平均飛距離210ヤードの私は、穴井選手の飛距離に1ヤードでも近づきたいという一心で、ジュニア時代に使っていたボールをもう一度引っ張り出してこようと心に決めた。(山手 あかり)

 ◇山手 あかり(やまて・あかり)1999年(平11)生まれ、大阪府出身。21年4月入社。デジタル部門を経て23年1月からゴルフ担当。8歳でゴルフを始める。大阪桐蔭高、名古屋商大でゴルフ部。ベストスコアは69。

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